新潟大学は平成29年度から全学生を対象に「クォーター制」を導入しています。
クォーター制とは、ひとつの年度を二分した第1学期・第2学期をさらに半分に分けた「クォーター」ごとに授業を行う制度です。
新潟大学ではこのクォーターのことを「ターム」と呼び、「2学期4ターム制」となります。
第1学期 | |||||
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
第1ターム | 第2ターム | 夏休み |
第2学期 | |||||
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10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
第3ターム | 第4ターム | 春休み |
クォーター制の導入のメリット
1つ目のメリットは、留学やインターンシップ等の学外活動に参加しやすくなることです。計画的な履修により空白のタームを確保することで、長期の学外活動に在学したままで参加することができ、4年間で卒業することも可能となります。夏休み等の期間を組み合わせることで、より長期の学外活動にも参加することも可能です。2つ目のメリットは、8週の授業期間で短期集中的に学修することで学修効果を高められることです。
授業の開講形態について
科目の特性や学修効果にあわせて1~5のパターンで授業を開講します。
- 1週2コマ×8週(曜日セット開講)
- 月曜日と木曜日、火曜日と金曜日など、授業と授業の間に期間を空けて、週2回授業を行うもの。
- 2週2コマ×8週(2コマ連続開講)
- 1・2限連続や3・4限連続など、2つの授業時間をつなげて授業を行うもの。
- 3週1コマ×8週
- 授業回数が従来の半分となることにともない、1科目当たりの単位数も半分になります。
このため、多くの科目は二分割された前半部分と後半部分の両方を履修することが基本となります。 - 4週1コマ×16週(2ターム連続開講)
- 従来どおりの学期単位16週で授業を行うもの。
- 5その他
- 初修外国語など、上記以外のパターンで開講されるもの。
履修手続について
履修手続は学期単位で行います。
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第1ターム、第2タームに実施する科目
第1ターム開始時に履修手続を行う。
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第3ターム、第4タームに実施する科目
第3ターム開始時に履修手続を行う。
※上記4の週1コマ×16週(2ターム連続開講)の科目も第1タームまたは第3タームの開始時に履修手続を行います。
成績について
成績はタームごとに公開します。成績確認表により成績の確認が可能です。
ただし、成績証明書には次学期から(成績の確認期間が終了してから)記載されます。
なお、成績の公開日は科目により異なり、公開に時間がかかる科目もあります。