NICEプログラムには、学修デザインに役立つ各分野の入門書を集めた「NICEライブラリー」があります。
毎月、ライブラリーから選んだ本を中心に「今月のおすすめ」として紹介しています。
11月のおすすめは、『教養としての物理学入門』です。
この本のまえがきに、「高等学校で物理学を履修していない学生」、
「高校入学当初は履修していたが学年が上がるときに履修を途中でやめてしまった学生」、
「履修したくても物理を専門とする先生が高校にいなかったという学生」、
を念頭に置いて書いたとあります。
「物理を学ぶのに必要な数学が高校数学から消えてしまった」ともあります。
つまり、この入門書は、数式を使って物理にアプローチするための入門書です。
いきなり文系の人が読み始めると難しいとは思いますが、目次だけでも眺めてみれば、
「こういうことも物理と関係があるのだ」ということがつかめると思います。
読み通すだけが読書ではありません。カラーで図が豊富な異分野の本(この本!)を
気軽に手にとってみましょう。
手に取って見たいと思いましたら、お気軽にNICEプログラム スタッフ・オフィスまでお越しください!