確かな専門の学びと幅広い学びを実現するメジャー・マイナー制

新潟大学 全学分野横断創生プログラム新潟大学 全学分野横断創生プログラム

マイナーの学修成果

2024.03.25

人文学部社会文化学プログラム3年Tさんの「学修創生型マイナー」の学修成果



マイナー名称:複数言語によるコミュニケーション
ねらいと概要:小学生の時に海外旅行し、文化や価値観を持った人との交流で刺激を受け、海外に興味を持った。大学入学前は渡航型海外留学を希望していたが、コロナ禍が重なり、長期海外留学へのハードルが高くなったことを受け、留学へのあこがれが薄れた。そんな中、日本語教育や移民問題について知り、英語ではなく、日本で日本語を使った国際交流の可能性に気づいた。以前は国際人=英語と思い込んでいたため、海外留学をしなければならないと考えていた。しかし、お互いにわかり合おうとすることがコミュニケーションの本質であり、言語はツールであると考えると必ずしも海外留学が必要なわけではないと気づいた。日本人の多くが日常会話レベルの英会話ができないように、世界の中には英語が話せない人もたくさんいる。日本に来る外国人の中には、英語を母語としないアジア出身の人も多く、英語を使ってもうまくコミュニケーションできない場合もある。そうした多様な背景を持つ人たちとコミュニケーションをするためには、複数の言語やイラスト、ボディランゲージでの意思疎通が必要である。留学生との触れ合いや日本語教育の現場への参加を通して、外国の人とコミュニケーションを行う。留学生との交流を通して異文化理解や異文化コミュニケーションの経験を積み、日本語を母語にしない人たちと日本語も含め様々な言語で接する方法を知る。また異文化を理解するために、自文化についても理解する。