確かな専門の学びと幅広い学びを実現するメジャー・マイナー制

新潟大学 全学分野横断創生プログラム新潟大学 全学分野横断創生プログラム

マイナーの学修成果

2024.03.25

人文学部言語文化学プログラム3年Hさんの「学修創生型マイナー」の学修成果



メジャープログラム名称:言語文化学プログラム

(1)どのような課題・テーマで学修・研究に取り組んできたか
江戸川乱歩の作品について、人形愛やレンズ嗜好などのような作者本人の趣味嗜好が反映されていることをテーマとして研究に取り組んできた。

マイナー名称:多方面からみる「表現」という手段
ねらいと概要:小説,演劇,映画,アニメーションというような、多様な媒体による表現に興味がある。これらは睡眠や食事のように生命維持に必要不可欠なものではない。なくても死なないが、しかし生きていくのには必要な成分であると考えている。娯楽として日々の糧になるだけではなく、それまであまり関心のなかった社会問題に目を向けて考えるきっかけとなったり、言語化し難い感情に寄り添って生きるのを少し楽にしてくれたりする。フィクションは現実と隔絶した存在ではなく、社会を変換して受容する手段なのではないかと捉えている。
そこで、マイナーでは映像や写真などを取り上げる講義を中心に学習していく。また、マイナーの中でも大きく二つに分けて、映像技法やメディアリテラシーなどに関する講義と、実際に映像を撮影する演習とを履修することで、受け手と作り手という両方の側面から映像表現について学ぶ。また、共同制作を行う演習に積極的に参加することで、集団の一員として動く協同性や、実践的な映像制作の技術の会得を試みる。