確かな専門の学びと幅広い学びを実現するメジャー・マイナー制

新潟大学 全学分野横断創生プログラム新潟大学 全学分野横断創生プログラム

マイナーの学修成果

2024.02.01

人文学部心理・人間学プログラム4年Tさんの「学修創生型マイナー」の学修成果



メジャープログラム名称:心理・人間学プログラム

(1)どのような課題・テーマで学修・研究に取り組んできたか
・「集中力に関するメタ認知と読解力の関連について」
 集中力や読解力の測定と、それに対するメタ認知と実際の測定結果の関連性の探究
・公認心理師として必要となる知識の獲得、知識の活用方法の探索

(2)卒業論文へのマイナーの影響
各個人の能力差や自分自身に対する理解など、人の違いや個性に関連するテーマに興味を持つようになった。

マイナー名称:社会的弱者に対する領域横断的な心理サポート実践のために
マイナーのねらいと概要:将来は、主専攻である心理学で培った知識を活用し、特に社会的弱者に対する心理的ケア・支援の提供を行いたいと考えている。具体的職業としてはスクールカウンセラーやソーシャルワーカー等が理想である。そしてこれらの職業で関わる人々は単一の問題ではなく、多面的・複合的な問題を抱えていることが多いという状況をふまえ、各領域で単純な心理ケアのみならずより踏み込んだ支援の提供を可能にするため、マイナー履修では職業領域や支援対象者に関係する専門的知識を獲得することを目標とする。ケアの対象者として考えているのは、児童(特に非行少年や外国人労働者の子どもなど)、貧困状態の方などである。
したがって、教育現場の現状、外国人に対する日本語教育、少年非行、性、福祉などに係る知識を獲得し、他職種との連携を図りながらより包括的ケアを提供できる人材となることを目的とする。