新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター

活動報告

動画配信(学内限定)

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FD講演会テーマ

 「数理・データサイエンス・AI 応用教育と産学連携体制の整備にむけて」

日時・開催形式

 2022年3月8日(火) 15:30~17:00
 オンライン(Zoomウェビナー)
 (沢山のご参加ありがとうございました。)

主旨

 日本の数理・データサイエンス・AI人材の育成戦略は『AI戦略2021』(前『AI戦略2019』)にまとめられています。教育・人材育成については文部科学省が主導しており、特に大学・短大・高等専門学校においては、データサイエンスの初級レベルの知識習得はもとより、実課題を解決するための経験や能力を持ったデータサイエンス人材の輩出が求められています。
 本FDでは、データサイエンスの応用・利用を見据えた特色ある教育事例を講演いただき、新時代のデータサイエンス人材の育成について学びます。

プログラム

1.開会挨拶
2.【講演1】「長岡版イノベーションの源泉となる AIR Tech エンジニアの育成」
  外山 茂浩 氏(長岡工業高等専門学校 電子制御工学科 教授)
3.【講演2】「東京理科大学のデータサイエンス教育 ーデータサイエンスセンターの取り組みを中心としてー」」
  矢部 博 氏(東京理科大学 データサイエンスセンター長 教授)
4.【講演3】「新潟大学のデータサイエンス教育への取り組み」
  山田 修司(新潟大学 数理・データサイエンス部門長 教授)
5.閉会挨拶

開催報告

 2022年3月8日(火)オンライン(zoomウェビナー)にて、 講演会「数理・データサイエンス・AI 応用教育と産学連携体制の整備にむけて」 を開催しました。


 最初の講演は、長岡工業高等専門学校の外山先生から、 「長岡版イノベーションの源泉となる AIR Tech エンジニアの育成」の題目で、 高専教育の特徴をふまえた地域企業との産学連携の取り組みを紹介いただきました。 長岡工業高等専門学校のAIR Techは文部科学省の MDASHリテラシープラス 認定を受けている教育プログラムでもあり、非常に完成度の高い取り組みであることがお話からも伺えます。


 次に、東京理科大学の矢部先生から、 「東京理科大学のデータサイエンス教育 ーデータサイエンスセンターの取り組みを中心としてー」 の題目で、東京理科大学のデータサイエンス教育の取り組みを紹介いただきました。 学部学生から大学院修士課程、博士後期課程までを接続的に整備されています。 また、データサイエンス教員養成として若手研究者向けのセミナーを開催するなど、 長期的視野から応用教育に取り組まれていることがわかるお話でした。


 新潟大学の山田先生からは、 「新潟大学におけるデータサイエンス教育への取り組み」の題目で、新潟大学の取組について紹介がありました。


 本FD講演会には、学内外から50名程の方にご参加いただきました。 ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
 なお、講演会閉会後には別室で「第3回新潟県データサイエンス人材育成協議会」が開かれ、 文部科学省認定制度MDASHリテラシーへの対応協力、教育教材の展開について共有が行われました。

お問い合わせ

新潟大学 教育・学生支援機構 コモンリテラシーセンター 数理・データサイエンス部門
Mail: mds@ge.niigata-u.ac.jp