新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター

活動報告

会議名

 新潟大学FD「数理・データサイエンス教育の推進-大学における取り組み事例報告-」

日時

 2021年2月3日(水) 14:00~15:55
 (沢山のご参加ありがとうございました。)

開催形式

 オンライン(Zoom)

プログラム

1.開会挨拶(新潟大学学長 牛木 辰男 教授)
2.「データサイエンス教育に対する新潟リハビリテーション大学の取組」
  新潟リハビリテーション大学 副学長 阿久津 洋巳 教授
  同 言語聴覚学専攻長 佐藤 厚 講師
  同 石村 優子 氏
3.「開志専門職大学におけるデータサイエンス教育の取り組み」
  開志専門職大学 鈴木 源吾 教授
4.「新潟大学におけるデータサイエンス教育の取り組み」
  新潟大学 教育・学生支援機構 コモンリテラシーセンター
  数理・データサイエンス部門長 山田 修司 教授
5.「新潟大学の初年次向けデータサイエンス関連科目の紹介」
  新潟大学 教育・学生支援機構 コモンリテラシーセンター
  数理・データサイエンス部門 齋藤 裕 特任准教授
(全体の質疑応答)
6.閉会挨拶(新潟大学理事 小久保美子 教授)

開催報告

 2021年2月3日(水)オンライン会議(zoom)にて、 新潟大学FD「数理・データサイエンス教育の推進-大学における取り組み事例報告-」 を開催しました。


 開会挨拶では、新潟大学の牛木学長より、 本学が推進しているデータサイエンス教育について、 新潟県内の大学の色々な取り組みをお互いに勉強する場となるよう、 また、このFD後に開催される新潟県データサイエンス人材育成協議会で 新潟県内のデータサイエンス教育についての議論が有意義になるよう、挨拶がありました。


 最初の講演は、新潟リハビリテーション大学副学長の阿久津先生から、 「データサイエンス教育に対する新潟リハビリテーション大学の取組」 の題名で、2021年度に計画している科目の詳細などを紹介いただきました。 医療系単科大学という特性を考慮した数理・データサイエンス教育で、 マイコンボードを利用した授業の実施報告もあり、大変興味深いお話でした。


 次に、開志専門職大学の鈴木先生から、 「開志専門職大学におけるデータサイエンス教育の取り組み」 の題目で、実務実践との接続を意識した取り組みを紹介いただきました。 特に、2年次3年次に長期の企業内実習を設定しており、 それまでの必修科目の構成やコース選択など、独自の取り組みが特徴的でした。


 続いて、新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター数理・データサイエンス部門の 山田部門長より、「新潟大学におけるデータサイエンス教育の取り組み」の題目で、 数理・データサイエンス教育の全国展開の背景と、本学におけるこれまでの取り組みとこれからの計画について紹介がありました。 特に、本FDの後の新潟県データサイエンス人材育成協議会の設立に関連して、 県内のデータサイエンス教育の促進を行っていく旨などの意識共有がありました。


 新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター数理・データサイエンス部門の 齋藤特任准教授より、「新潟大学の初年次向けデータサイエンス関連科目の紹介」の題目で、 本学のデータサイエンス教育に関連して2020年度に再設計・開設した初年次向け科目のデータサイエンス総論とリメディアル数学について、 開設の背景と本学における位置づけを含め、それら科目内容の紹介がありました。


 最後に、新潟大学の小久保理事より、 本FDの総括と、今後の情報化社会の到来とデジタルを活用した社会に向けた数理・データサイエンス教育の重要性と、 問題意識の再確認の言をもって閉会となりました。


 本FDへは、企業・行政・大学から全体で80余名の方にご参加いただきました。 フォーラム閉会後には、別のzoomオンラインルームにて 「「新潟県データサイエンス人材育成協議会」第2回設置準備委員会」及びが「第1回新潟県データサイエンス人材育成協議会」が開かれ、 今後の協議会の運営と活動等、新潟県内の数理・データサイエンス人材育成の展開に向けた取り決めと意見交換が行われました。

動画配信(学内限定)

プログラム2~5の講演を 全学公開FD・SD(学内限定)から視聴できます。
動画の視聴方法については新潟大学FD委員会へご確認願います。