新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター

活動報告

会議名

 新潟大学教育戦略フォーラム・全学FD
 「数理・データサイエンス教育の推進について」

開催趣旨

 現代社会におけるデータサイエンスの重要性と
 大学における数理・データサイエンス教育の必要性を周知し
 教育活動の一層の充実を図るとともに、県内大学の取り組みを紹介する。

日時

 2019年12月18日(水) 10:00~12:00

場所

 新潟大学附属図書館ライブラリーホール

プログラム

1.開会あいさつ(新潟大学学長 髙橋姿)
2.「データサイエンス教育のモデルを目指して-滋賀大学の取り組み-」
  滋賀大学 データサイエンス学部長 竹村彰通氏
3.「産学連携での理論と実践を融合した数理データサイエンス教育への取り組み」
  長岡技術科学大学 情報・経営システム工学専攻准教授 野中尋史氏
4.「新潟大学の取り組み」
  新潟大学 教育・学生支援機構 コモンリテラシーセンター 数理・データサイエンス部門長 山田修司
5.閉会あいさつ(新潟大学理事 大浦容子)

開催報告

 2019年12月18日(水)新潟大学附属図書館ライブラリーホールにおいて、 新潟大学教育戦略フォーラム・全学FD「数理・データサイエンス教育の推進について」 を開催しました。

 開会あいさつでは、新潟大学の髙橋姿学長より、 新潟大学が2019年より文部科学省 「大学における数理・データサイエンス教育の全国展開」 の協力校に選定されたことを受け、 数理・データサイエンス教育の地域への普及・展開活動を先導する意識が共有されました。

 最初の講演は、滋賀大学データサイエンス学部学部長の竹村彰通教授より、 「データサイエンス教育のモデルを目指して-滋賀大学の取り組み-」 の題名で、ビッグデータとデータサイエンスを取り巻く世界的な流れと、 日本におけるデータサイエンス教育の状況について、 教育拠点校である滋賀大学の取り組みを交えご説明いただきました。

 次に、長岡技術科学大学情報・経営システム工学専攻の野中尋史准教授より、 「産学連携での理論と実践を融合した数理データサイエンス教育への取り組み」 の題目で、実施している数理・データサイエンス科目の感触や、 高等専門学校との接続の特徴を実践的観点からご紹介いただきました。

 続いて、新潟大学教育・学生支援機構コモンリテラシーセンター数理・データサイエンス部門の 山田修司部門長より、「新潟大学の取り組み」の題目で、 新潟大学がこれから推進していく数理・データサイエンス教育の取り組みについて紹介しました。

 最後に、新潟大学の大浦容子理事より、 数理・データサイエンス教育の推進と貢献への抱負と、 地域の皆様への協力のお願いの言をもって閉会となりました。

 本フォーラム・FDへは、企業・行政・大学から全体で105名の方にご参加いただきました。 参加者アンケートにおいては、ご回答のうち89%以上の方に「やや満足」以上をご回答いただきました。

 また、フォーラム閉会後には、隣接会場で 「新潟県データサイエンス人材育成協議会」第1回設置準備委員会が開かれ、 県内企業・行政・大学が計16団体が参加し、 今後の協議会設置と展開に向けた情報共有と意見交換が行われました。

動画配信(学内限定) - 撮影・配信協力:新潟大学医学部医学科 総合医学教育センター

(2020/3/31追記:配信は終了しました。)
医学部医学科総合医学教育センター - e-Lecture から視聴できます。
・学外からは動画は視聴できません。 ・五十嵐キャンパス内・旭町キャンパス内ともに接続可能です。 ・情報基盤センター設置の無線LAN(cais-wlan)はアクセス制限があり、現在は視聴できません。 ・視聴用コンピュータは情報基盤センターにMACアドレスが登録されていることが必要です。 ・Media Playerが設定されたWindows機、もしくはFlash Playerが設定されたMacintosh機を推奨します。 ・配信は令和2年3月31日までです。