新潟大学 大学教育再生加速プログラム

HOMEプログラム活動授業科目「学校フィールドワークB」で事後学修を行いました

プログラム活動

  • プログラム

     2017/10/18授業科目「学校フィールドワークB」で事後学修を行いました
 2017年9月21日(木)、9月22日(金)に、「学校フィールドワークB」で事後学修を行いました。

 9月21日(木)は、各学校で行った活動内容をまとめた新聞の作成とグループワークを行いました。
 
 学生たちは10日間の学校での活動を振り返り、グループごとに経験から感じたこと、学んだことを新聞としてまとめていきました。グループを組み替えて行ったグループワークでは、それぞれの活動内容を共有し、各学校での活動の共通点と違いを議論し、学生たちは「学校に提案した活動をうまく進めることができず苦戦した」、「先生からの言葉に感銘をうけた」といった体験に加え、生徒との交流に関する微笑ましいエピソードを語り合っていました。
 その後のプレゼンテーションでは、校内美化活動、体育祭支援、学習補助などの活動で学んだこと、今後に役立てたいことについて発表を行いました。「教育現場は本当に忙しいことを実感した」、「各学校の校風や雰囲気に違いがあることに気がついた」など、学生たちは教育実習では経験できない多くのことを学んだ様子でした。発表の最後には担当教員より、「今回の活動で失敗してしまったことや、うまくできず悩んだことなどを忘れずに、次の学修につなげてほしい」とのコメントがありました。

 9月22日(金)は、学外学修後半5日間の活動の振り返りと優れた小中高等学校教諭の授業ビデオ視聴を行いました。

 学外学修後半5日間の活動の振り返りでは、学生自らが計画・実施した活動を各グループで振り返り、今後、教員を目指すにあたって必要なことを話し合いました。「今回の活動で生徒に声をかけるときに、遠慮して話すことができなかった。普段からボランティア活動など様々な活動に積極的に取り組んでいきたい」など、自分自身の課題の内省につながるような発言も見受けられました。
 学習指導に関するビデオ鑑賞では、今後受講する教育実習の入門編として、「授業の名人」と評される教諭の授業の様子をビデオ視聴しました。その後、そこから感じたこと、考えたことについて、各学校での授業見学や自分自身の学習支援を振り返りながら、発表を行いました。発表の最後には、教育コーチよりコメントをいただき、「学校フィールドワークB」の学修を総括しました。

 本科目で学生たちは、学校を取り巻く環境や教育現場の現状の理解を深めるとともに、学生自らの課題を発見していきました。また、それぞれの体験の中で感じた喜びや困難を共有し、悩んだときにはお互いにアドバイスをするなど、教員を目指す仲間として共に学び合うことを経験しました。学生たちは「教員になる!」という熱い思いを胸に、今後4年間の教職に対するビジョンを明確にして、さらなる学修に臨んでいきます。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 本プログラムは新潟大学と新潟市教育委員会、新潟市小学校長会・同中学校長会、新潟市立学校(東新潟中学校・鳥屋野中学校・内野中学校・西川中学校・笹口小学校・有明台小学校・内野小学校・曽根小学校)との共同研究、共同実践の形で取り組んでいます。
 本年度も一人一人の学生が教員を目指して、より現実的なキャリアプランを立案するなど、大きな成果をあげることができました。関係者各位に心から感謝申し上げます。



【関連リンク】
授業科目「学校フィールドワークA」「学校フィールドワークB」が開講されました
授業科目「学校フィールドワークB」で学外学修が行われています
授業科目「学校フィールドワークB」で中間学修を行いました


ページトップ