「地域企業の活性化」と「将来や就職を見据えて経験を積みたい学生のニーズ」をつなぐ企画として、学生が企画した「課題解決型 NEWインターンシップ」のマッチングイベントが2月10日に実施されました。
これは以前にも本ホームページで活動が紹介されましたが、新潟県央地域の三条市をフィールドに、地域からの若者流出に対する課題解決策を実践する授業の一環として、学生が企画・実施したものです。地域中小企業の抱える課題の解決に、インターンシップという形で経験を積みたい学生がチャレンジします。
(参考:過去記事)
【イベント紹介】主に経済科学部の学生が企画する「課題解決型NEWインターンシップ」マッチングイベント(2月10日開催)
マッチングイベント当日は、三条市内のユニークな中小企業・団体5社から、自社の事業紹介やインターンシップで学生に取り組んでほしい課題の説明が行われました。一方の新潟大学生も、インターンシップ参加に関心を示した経済科学部・創生学部等の1・2年生8名が集まり、企業のプレゼンテーションに耳を傾けました。

会の後半では、学生と企業担当者がグループに分かれてのトークセッションが行われ、学生からはさまざまな質問がとび出すとともに、企業によっては実際に持参した自社製品を学生が手に取りながら、その開発経緯について話を弾ませる場面もありました。

当企画では今後、両者のマッチングが行われ、3~6月を目処にインターンシップが行われます。
このインターンシップでは、企業の販路拡大・広報改善などの課題に学生が取り組み、学生個人でのリサーチ活動やオンラインも活用しながら、授業期間中でも無理なく進めていくことが想定されています。
本企画を立案し、企業に参加を呼び掛けてきた学生は、「この企画を通じて三条の関係人口を増やし、若者との取組に寛容な街として、他の企業や地域全体の活性化につながっていけば」と話します。学生が生み出す地域中小企業と大学生との新たな接点として、今後の展開が期待されます。
【本件に関するお問い合せ先】
学務部教務課連携教育支援事務室
Email renkeikyoiku(at)adm.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください