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【授業紹介】学生と企業・自治体でつくる東区オープンファクトリー!② ★学生ライター執筆記事

2023.12.14

 前回の記事(※【授業紹介】学生と企業・自治体でつくる東区オープンファクトリー!① ★学生ライター執筆記事)に引き続き、本記事では、東区オープンファクトリーの企画・開催に携わった参加企業や東区役所の方々の声、来場者の声をご紹介していきます。

 オープンファクトリー当日、お話を聞くことができた東区役所のご担当者からは、今回学生も企画に携わったことに関して、「企業と学生の化学反応が、企画の発案や一般の人に広報する際にとても役立ちました。今回参加した企業はB to B(企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデル)の企業さんが多いので、企業同士でもお互いに何をしているかあまり知らないことがあるのですが、オープンファクトリーを開催したことで、地域のつながりにも貢献できたと思います」と話して下さいました。
 
 
 
オープンファクトリーの開催エリア内にはためく、共通デザインののぼり

 また、参加企業の皆さんのアンケートでは、「学生さんとの共創や、一般の人たちに公開して説明する経験を通して、ガチガチ気味の固定観念を少しは和らげることができ、経営にも良い刺激をもたらすきっかけになった」「「またお店にくるねー」と、一度来店されたことにより来やすくなった方がいらっしゃったことが嬉しく思います」という喜びの声が集まりました。他にも「学生サポーターさんの一生懸命さに励まされた」「学生さんの提案を1つずつ形にする過程と結果に面白さがあった。またその成果物の評価が高く有意義だった」と、学生と協力して取り組んだことに対する感想も多く寄せられました。
 
 その他、アンケートでは、学生も感じていたように「大人(親世代)と子ども(小学生)が多く、その中間の中高生・大学生が少なかった」「次回以降まだ考える余地がある」という改善点も挙がっています。今回初開催の東区オープンファクトリーでしたが、次回以降の開催に向けてより良いものにしようという参加企業の方々のやる気や手ごたえが感じられます。

 この東区オープンファクトリーに携わった学生たちも、授業はまだまだ続きます。今後、「人材の確保と育成」「新たな観光」といったオープンファクトリーの開催目的に沿って開催の価値をより高めていくための提案を、学生たちは検討します。企業やその社員にとって、東区という地域やその住民にとって、来場者にとって、より良いオープンファクトリーを目指すにはどうしたらよいか?、学生たちの考える提案報告会が1月末に東区で開催される予定です。
 
 何はともあれ、今回初開催された東区オープンファクトリーでしたが、関わった学生、企業、スタッフ、来場者、すべての方々に、発見や学び、楽しい時間を提供した、非常に満足度の高いものだったのではないでしょうか。

 関わった学生の皆さん、お疲れさまでした!


【本件に関するお問い合せ先】
学務部教務課連携教育支援事務室
Email renkeikyoiku(at)adm.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください