1・2年生対象 長期・企業実践型プログラムⅠ・Ⅱ
挑戦して良かったと思える経験
2024.03.06
科目概要
企業での実習と大学での学修支援を合わせた本格的な長期インターンシッププログラム。
「Ⅱ」では夏期休業期間中に3-4週間程度の企業実習を行う(他大学の学生と一緒に実習を行う場合あり)。「Ⅰ」では「Ⅱ」の実習に参加することを前提として、企業研究・各自の目標設定と振り返り・汎用的能力養成等を大学で行う。なお「Ⅱ」の実習は就業「体験」にとどまらず、実際の業務や課題の調査・提案等も行い、実習後には成果報告会を実施する。企業実習の受入先は、新潟県内企業および主に首都圏の経済同友会インターンシップ推進協会会員企業がある。
※「Ⅰ」「Ⅱ」を必ず合わせて受講
キーワード ※受講生があげたキーワード
挑戦 実践的学び インタ―ンシップ
スケジュール
令和5年度
受講決定まで
①履修登録、②説明会、③応募シート提出、④面談、⑤受講者決定
事前学修
6月~8月(科目Ⅰ)対面と非対面(Zoom)での事前学修
・成長目標・行動指針の設定と受講生同士の相互フィードバック
・実習先企業・業界研究の報告とディスカッション
・受入企業ごとの事前課題への取り組み
・企業人ゲストによる講話
・実践的マナー講座、基礎スキル講座(プレゼンテーション等)
学外学修
学外学修先:日本信号株式会社
【1週目】オンライン
・日本信号の技術に関する講義が中心
・国際事業や社会人としての心構えについて
【2週目】事業所での実習
・宇都宮LRT乗車
・次世代交通インフラ推進室(主に鉄道関連のCBM)での実習 など
事後学修
9月から10月(科目Ⅱ)
事後学修(振り返り)、レポート作成、成果報告
受講生の声(工学部 1年次)
1・2年生対象 長期・企業実践型プログラムⅠ・Ⅱ
- 授業をとったきっかけは何ですか?
- 他の授業の中でこの授業の紹介があり、存在を知りました。純粋に楽しそうだなという気持ちと、社会や会社について知れる貴重な機会だなという思いで受講を決めました。
- 学外学修先を選んだ理由は何ですか?
- 私は2年生から工学部力学分野の社会基盤工学プログラムに進みたいと考えていて、その分野でもあるインフラ関連の会社ということで、日本信号株式会社を志望しました。
- 企業ではどのような活動をしましたか?
- 実習期間のうち1週間はオンラインで、事業内容や商品についての説明を聞き、もう1週間は実際に同社の関東の事業所に行き、道路上の信号や鉄道の信号の他にも、改札機や券売機、列車同士がぶつからないように信号を送るシステムなどいろいろなものを見学しました。
- 受講してみて良かった点は何ですか?
- 受講する前は、働くことの雰囲気が掴めない無知の状態でしたが、この授業を経て、会社や社会に対する解像度が上がり、働くことのイメージが掴めました。
- 授業の中で大変だったことは何ですか?
- 事前学習の講義の際に、会社や興味のある仕事の分野を調べるなどの課題があり、それまでしたことのない作業だったので慣れなくて大変でした。実習中は私の性格もあって、毎日の活動日報やそれを含めたスケジュール管理に苦労しました(笑)
- 担当教員はどのような人でしたか?
- 先生の(事前)授業があったからこそ実習期間に無駄がなく、より多くのものを得られたと感じています。実習期間がより有意義なものになるように、企業から与えられる課題に対して取り組むためのきっかけや取り組み方を教えて下さいました。
- 受け入れ先の方々はどのような人たちでしたか?
- 人事の方が対応してくださり、いろいろなサポートを優しくして下さいました。実習中、工場に見学に行った際に、技術者の方の代わりにその方が機械やシステムの説明もして下さった時は驚きました。人事や総務の方は専門知識をそこまで持っていないと思っていたので、説明している姿が格好よく、自分の持っていた先入観のようなものに気づく機会にもなりました。
- その後の大学生活で役立っていることは何ですか?
- 学年が上がると、どうしても専門科目中心のカリキュラムになってきますが、お世話になった人事の方のように幅広く知識を得たいと思い、専門科目以外の教養科目の授業も取ろうという意識になりました。また、何か新しいことに挑戦するハードルが下がった気がします。以前は考えすぎてしまう性格でしたが、とりあず行動してみようという気持ちを持てるようになりました。
- どのような人におすすめですか?
- 少しでもこの授業に興味を持った人、やってみたいと思った人にはぜひおすすめしたいです。サポートしてくれる先生や体制が整っているので、不安にならずに挑戦してみてほしいと思います。
後輩へのメッセージ ※受講学生アンケートより
少しでも興味をもったらぜひ!フォローしてもらえる環境が整っているので、やってみたいという気持ちに従って挑戦してみて下さい!!
担当教員からのメッセージ
学ぶことに貪欲で、課題や最後の発表でも、自分自身の気づきをしっかりと表現していましたね。
この授業は決して楽な授業ではなかったと思いますが、1年生で経験できたからこそ、これから先の学部での専門分野の学習にもきっとこの経験が活きてくると思います。
最後の成果報告会では、誰かの借り物の言葉ではなく、自分だけの経験から生み出した言葉で、これからの大学生活への意気込みを堂々と語る皆さんの姿がそこにありました。今後の活躍に心から期待しています。