11月2日(土)、「東区オープンファクトリー」というイベントが新潟市東区で開催され、授業として同イベントにかかわる多くの新潟大学生がスタッフとして活躍しました。
東区オープンファクトリーとは、製造業が多く集積する「産業のまち」東区で、ものづくりの魅力を発信するために2023年から開催されているイベントです。同区には、木工・鉄工・印刷などそれぞれの分野の企業が集積しています。
イベントの主役は東区の約20社の企業ですが、それをサポートする立場で東区役所なども参画し、各社の工場見学やものづくり体験ワークショップなど様々な企画が行われました。
塗装を手掛ける企業で参加者とスタッフが製作したパネル
そして、この東区オープンファクトリーを企画運営するにあたり、大きな力となっているのが大学生です。東区に立地する新潟県立大学の学生と新潟大学生がスタッフとして携わっています。
新潟大学生は、経済科学部の「課題演習B」「社会開放演習B」、全学部から受講できる「現場訪問とデータから読み解く新潟の今―新潟地域産業の可能性を探る―」の受講生計28名が関わり、参加した企業のうち6社の企画実施の提案・準備・運営サポートのほか、オープンファクトリー全体の広報活動や本部運営などを担いました。
学生は、このイベントに参画する各々の企業に寄り添いながら、また東区という地域全体のことも考えながら、約半年にわたってサポートを続けてきました。
東区オープンファクトリーは、ものづくりの魅力を発信する企画を通じて、地域における新たな観光・エンターテイメントの機会創出や、地域への誇り・愛着の醸成/人材の確保等を目的に掲げています。こうした産官学一体となった取組の渦中に関わることで、学生には、関わるステークホルダーそれぞれのねがいや課題を知り、地域活性化等のアクションを起こすうえでの考え方や動き方を身につけることが期待されます。
【参考】
新潟市東区オープンファクトリー
https://higashi-of.niigata.jp/
https://www.instagram.com/openfactory_niigata_higashi/
【本件に関するお問い合せ先】
学務部教務課連携教育支援事務室
Email renkeikyoiku(at)adm.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください