新潟大学では、さまざまな分野の企業で実習を行う授業も多く開講されています。
今回ご紹介する科目は、「1・2 年生対象 長期・企業実践型プログラム 」です。
この授業は、 夏休み期間に行う数週間の企業実習をメインとして、毎年、さまざまな学部の二十数名の学生たちがともに学び合い、刺激し合いながら、事前学習や成果報告会を行っています。
企業実習といっても、就職のためのプログラムではありません。その先にまだたくさんの大学生活がある「学部 1・2 年生」がこの科目の対象です。大学生の早い段階で、社会で力を発揮するために必要なものを自ら感じ取って、大学で学びたいことや身に付けたい力を自分なりに考え、実行に移していくことを目指す科目です 。
学生は毎年、新潟県内外の十数社の企業で、その企業が抱える課題やミッションに取り組みます。 実習は 8-9 月の夏休み期間に行われますが、この日は、実習受入企業の中の 1 社で、新潟県胎内市に本社を構える建設業の(株)小野組を学生が訪問し、ご挨拶と打合せを行いました。

同社ではこれから、工学部の 1 年生が、主に一般住宅建築等を手掛ける部署で 4 週間の実習に挑みます。同社の事業推進のための課題について、学生が調査やヒアリングを行い、提案を目指します。
同授業では、11 月 3 日(金・祝)に、同社を含む全 16 企業の実習に参加した学生たちの合同報告会が、新潟大学五十嵐キャンパスで行われる予定です。一般の方の参加(聴講)も受け入れています。
【記事での紹介企業】
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株式会社小野組
【本件に関するお問い合わせ先】
学務部教務課連携教育支援事務室
Email renkeikyoiku(at)adm.niigata-u.ac.jp
※(at)を@に置き換えてください