- 連携大学
- 新潟大学、新潟県立大学、事業創造大学院大学、新潟国際情報大学
この事業では、アジア圏からの留学生を対象にした短期留学プログラムを連携大学で強化し、日本人学生との交流を活発化させることでキャンパス・グローバリゼーションを推進します。連携大学間で開講する日本語教育に関する授業科目の相互乗り入れや協働カリキュラムの設計、テキスト教材開発を行うことで留学生への日本語学修支援を強化します。
「教育の国際化」事業の特徴
1. ビジネス日本語教育の強化 【新潟大学】
- 留学生が新潟県に強い関心を持ち、卒業後新潟県で就職したいという考えを持てるように、新潟県内の企業状況に関連する講義と仕事に必要な日本語教育の実施を行います。
- 単にビジネス日本語に特化するのではなく、県内で仕事をしている外国人や外国人を採用している企業関係者をゲストとして招き、仕事の現状を聞く機会を作ります。
- 1科目ビジネス日本語科目を増設し、多くの留学生が受講できる環境を作り、就職支援につなぎます。
2. 外国につながる子どもの日本語学習支援 【新潟大学】
- 外国につながる子ども(主に留学生の家族である児童生徒)を指導する学校教員等の研修を実施し、増加している留学生の子どもたちの日本語学習支援を通して新潟地域の教育の国際化を図ります。
- 外国につながる子どもたちの日本語や教科学習支援を充実させ、留学生の県内就職促進につなげます。
3. FL-SALC(エフエル・サルク)内の日本語学習相談コーナーの設置 【新潟大学】
- FL-SALC(新潟大学図書館の外国語学習支援スペース)内に日本語学習の悩みや方法を個別にアドバイスすることを目的とする日本語学習相談コーナーを開設します。
- 対象は留学生、留学生の家族、地域に在住する外国人です。また、対応言語は英語と中国語です。
4. 日本語支援室の設置 【新潟県立大学】
- 日本語学習経験のない大学院生の受け入れや短期の交換留学生が急増し、既存の科目では対応できなくなっている状況を踏まえ、交換留学生等の日本語学習支援を目的とします。このために、「日本語支援室」を新潟県立大学内に設置します。
- 本事業を安定的に進めることで、留学生の自主学習、活動の幅をさらに広げた日本語教育、 留学生支援システムの構築などへつなげます。