インターンシップを学士課程のカリキュラムの一部として位置付けます。
インターンシップを通した学生のキャリア意識形成だけではなく、新潟県内の地域特性や産業理解、地元企業の認知度を高めることを目的とした取り組みです。
「インターンシップ改革」事業の特徴
- 連携大学
- 新潟大学、新潟県立大学、敬和学園大学、事業創造大学院大学、長岡大学、新潟国際情報大学、新潟青陵大学、新潟青陵大学短期大学部、長岡造形大学、新潟経営大学、新潟工科大学、新潟産業大学、新潟薬科大学
1.「理工系」分野のインターンシップ授業科目の展開 【新潟大学】
モデル領域としての「理工系」分野のインターンシップ授業科目、それに繋がる科目を開設・実施するとともに、より効果的な履修モデルについてもさらに検討を進めます。
- 地元のトップランナー出前授業 【新潟大学】※2年生中心
実務者による教育を行います。県内企業のトップランナーから講演をいただき、地元企業の理解をより深めます。
- インターンシップ学生研修 【新潟大学】※3年生中心
学生がインターンシップに参加し、企業を知る機会を創出します。体験型、PBL型インターンシップです。(日程:8~9月/対象:3年生中心/事前研修、事後研修)
- 先輩(OB・OG)による出前授業 【新潟大学】※4年生中心
実務者による教育を行います。地元企業に就職した先輩による出前授業により、社会人としての心構え等、実社会を知る研修です。
2.学内のインターンシップ改革支援 【新潟大学】
フィールド研究を中心とする領域(社会調査、参与観察等)におけるインターンシップ科目の開設に向けて、学内の既存の科目・取組を集約し、効果的な履修モデルの検討を進めます。
具体的には、学内のインターンシップ科目の集成作業を進め、学修成果の質を担保するためのプログラム開発や成績評価基準の明確化等の課題について、各学部等のインターンシップ改革支援を行います。
またインターンシップ受入先である学外の協働機関(企業・行政・経済団体等)のデータベース化を進め、円滑な関係でのインターンシップを継続的に実施するための環境整備を行います。
3.教育的観点を重視したインターンシップの普及・拡大・認知向上 【新潟大学、各連携大学】
- メッセ見学研修会開催(志事messe見学tour研修)【新潟大学】 ※1・2年生中心
「学生が地元新潟の企業を知る」、「見学研修機会を積極的に創出する」ことから、地元就職率増が期待できます。
「フードメッセ in にいがた」等を見学します。
- インターンシップマッチングフェア開催 【新潟大学】※3年生中心
地元新潟企業と学生の出会い場所として開催します。企業担当者と直接対話できる貴重な機会です。(平成28年度においては、長岡・新潟にて/企業約150社、学生700人以上が参加)
- インターンシップフォーラム開催 【新潟大学】※3年生中心
情報発信、学生発表、企業の事例研修、大学教職員の研修を目的として開催。多様化するインターンシップを理解する機会です。(新潟・長岡にて)
4.円滑なインターンシップ推進のための運営体制整備 【新潟大学、各連携大学】
目的に沿ったインターンシップを円滑に推進するための研修等を実施し、インターンシップ運営体制の整備を図ります。
- 教職員研修(インターンシップ事例交換等) 【新潟大学】※大学教職員向け
外部講師から先進事例の研修により、地元企業を知るきっかけを作ります。ワークショップ、取り組み計画の検討、意見交換などを行います。
- 企業向けインターンシップ研修 【新潟大学】※地元中小企業向け
インターンシップを受け入れる地元企業向けの研修会です。受け入れ企業の拡大と質の向上を目指す研修です。
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