(続報)COC+シンポジウムのプログラム内容について

2016年07月28日

 本シンポジウムのプログラムおよび地域創生を担う学生の取り組み事例紹介の概要をお知らせ致します。

「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」シンポジウム プログラム
14:00〜14:30 開会挨拶・来賓挨拶
14:30〜15:30 基調講演「地域創生に果たす大学の役割と可能性」
角方 正幸氏(かくほう まさゆき)
(株)リアセック キャリア総合研究所 所長
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:00 COC+事業内容の紹介
16:00〜17:30 学生による地域創生取り組み事例紹介
《発表大学》
新潟大学、事業創造大学院大学、長岡大学、新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部、新潟経営大学、新潟産業大学
17:30 閉会挨拶
18:00 情報交換会
(会費:3,000円 ※当日徴収致します

 

「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」シンポジウム
〜地域の未来創生に向けた新潟の魅力発見〜
学生による地域創生の取り組み事例紹介

“これから”を創る挑戦者の土壌作り
新潟大学 経済学部 経営学科 4年 田島 亮太

 地方都市の新潟には何か始めようという機会に敏感な若者は数多くいながらも、その想いを発散する機会が少なく、相対的に挑戦する機会が多い都市部を選択する人が非常に多いです。そんな同世代の若者が地元で自分の想いを形にできる土壌を作っていければという思いから、様々な挑戦者が集まり共創するプラットフォームをオフライン(ネットを介さず,直接,会話すること)で新潟に構築します。

総合型地域スポーツクラブによる地域創生の可能性
事業創造大学院大学 事業創造研究科 2年 岡村 誠

 少子高齢化が進展し、将来に向けた社会の活力の維持が大きな課題となっています。こうした課題を解決するためには、人々が健康で活力に満ちた生活を送ることができる魅力ある地域社会の創生が必要となります。本発表では、地域住民が主体的に運営する総合型地域スポーツクラブの実地調査を通じて、スポーツを活用した地域創生の可能性について提案します。

NPO法人長岡産業活性化協会NAZEのホームページ改善案の策定
長岡大学 人間経営学科 4年 内山 絵美、福崎 秀一郎、山田 里津子

 長岡地域のモノづくり産業の活性化を目的に様々な事業を展開しているNPO法人長岡産業活性化協会NAZEの公式ホームページをリニューアルするにあたり、長岡大学の「学生による地域活性化プログラム」に参加するゼミの学生グループとNAZEの広報部会とが連携してホームページ改善案の策定を行った取り組みの事例について紹介します。

新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
地域ミッションインターンシップでの取り組み「高齢・過疎化が進む地域商店街の活性化」

新潟青陵大学 看護福祉心理学部 看護学科 2年 菅原 栞奈

 新潟市中心街にある古町地区と県内でも阿賀町地域においては、高齢化の進展による共通の問題を抱えています。大きく4つのステップから地域活性化にチャレンジしました。
第1ステップ:商店街を歩き、課題を抽出
第2ステップ:学生が感じた課題とヒアリング内容のすり合わせ
第3ステップ:学生の立場で実施できる改善策をプレゼン
第4ステップ:課題解決に向けた実施と議論

「新潟枝豆」の認知度向上をとおした地方創生への参加
新潟経営大学 経営情報学部 3年 高橋 孝典、羽田 朋佳

 学生の地方創生に参画する活動として、新潟県の隠れた特産物である枝豆のブランド化を目指した取り組みを実施しています。具体的には、枝豆を擬人化したキャラクターを作成して、一連のストーリー性を持たせて話題喚起を図りながらSNSを活用してデータを収集しています。収集したデータは、現在のところ解析中であり、本シンポジウムにおける発表はこの中間成果を報告するものです。

「お米」と「善意」本位制
地域通貨「風輪通貨」と大学×地域コラボ商品開発の取り組みについて

新潟産業大学 経済学部 経済経営学科 4年 小川 貴廣、島岡 譲

 経済のグローバル化が進む一方で地方経済の衰退が深刻化していますが、地域活性化の取り組みの一つに地域通貨(地域独自のお金)の発行があります。本学で発行する地域通貨(お米作りを価値の土台とし、風輪通貨という名前です)の流通、そして地元商店と大学生によるコラボ商品の開発などによる地域活性化活動を紹介します。

プログラムの詳細は,リーフレット(636KB)をご参照ください。

問い合わせ先
新潟大学 地域創生推進機構 COC+推進センター
TEL:025-262-7885(平日9:00-17:00)