平成30年2月20日(火)、21日(水)の両日、新潟会場(新潟日報メディアシップ)と長岡会場(アオーレ長岡)にて、「インターンシップ・地域活動フォーラム」を開催しました。
本フォーラムは、インターンシップや地域活性化の活動に取組んだ各大学・短大学生の発表を通じて、「学生の成長」と「企業・地域にとっての成果」を共有し、企業・地域・自治体の皆様とともに、学生の活動の拡大・改善に向けた今後の可能性や課題を考えることを目的として開催したものです。当日は、県内企業・経済団体・自治体・大学等から、新潟会場では100名、長岡会場では76名の参加がありました。
当日は学生発表に先立ち、岐阜の特定非営利活動法人G-net代表理事である南田修司氏より「地方都市でのインターンシップの取組み」と題して基調講演をいただきました。
また続いて、本COC+事業における新潟県内でのインターンシップの取組み紹介として、COC+推進コーディネーターの古俣(新潟大学 教育・学生支援機構)がインターンシップ・マッチングフェア等の報告を行いました。
各大学の学生発表では、それぞれが下記の内容で10分間の発表を行い、インターンシップの受入企業・ともに活動した地域の方からもコメントをいただきました。
【新潟会場】
・新潟大学「1・2年生による長期インターンシップの取組み」
・新潟県立大学「障がい者のやりたいを叶えるということ」
・敬和学園大学「粟島プロジェクト」
・新潟国際情報大学「数学おもしろ講座による魚沼地域活性化」
・新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部「地域ミッションインターンシップ -地域住民との触れ合いを通じて考え行動する-」
・新潟薬科大学「糸魚川まちづくりプロジェクトの取組み」
【長岡会場】
・長岡大学「インターンシップによる地元企業理解」
・長岡造形大学「『摂田屋こへび隊』活動報告」
・新潟経営大学「農泊推進プロジェクトに参加して」
・新潟工科大学「地域企業との産学連携による海外インターンシップの取組み」
・新潟産業大学「クッキーの商品化を通した地域文化のPRと社会福祉への貢献」
なお上記の学生発表に対して、地域の社会・産業の理解等の観点から、参加者による優秀発表の投票を行い、新潟会場では新潟薬科大学の学生チームが、長岡会場では長岡造形大学の学生チームが表彰を受けました。
フォーラムを通じ、参加者からは「人を育てる、地域を掘り下げるという目的に対して(取組の)広がりを感じた」等、多くのご意見・ご感想をいただきました。
インターンシップ改革事業では、地域・企業・学生のそれぞれに価値をもたらすインターンシップ・地域活動等のあり方を検証しつつ、今後も活動を進めていきます。