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おすすめ英語学習法 

文学作品を教材に



 英語学習に文学作品を教材として選ぶことの意義はどこにあるでしょう? いくつか考えられますが、第一のそれは何よりも“読ませる”ことにあると思います。息をもつかせぬストーリー展開、生き生きとした舞台背景、登場人物の心理描写――これらは論説文やエッセイなど、いわゆるノンフィクション作品からは、なかなか得られにくい要素でしょう。

 しかしながら、こうした要素を味わうには、辞書を何度も引かないとさっぱり理解できない、自分の英語力からしてレベルが高すぎる作品は向かないでしょう。では、どうしたらよいか? 童話など、もともと平易な英語で書かれている作品を選ぶのも一つの手ですが、ともすると内容が幼く感じられるかもしれません。その場合は、大人向けの小説を英語学習者用に書き直した“リトールド版”と呼ばれるテキストを手にしてみるとよいでしょう。 これらのシリーズは難易度を何段階かに分けてあり、しかも各レベルごとに複数のジャンルの作品が用意されているので、英語力はもとより、自分の興味や関心に合った教材を選ぶことができます。

 このように英語学習にはすこぶる好都合なリトールド版ですが、オリジナル(原作)に比べると物語の運びがどうしても粗くなり、描写からは微妙なニュアンスが失われがちなので、やはりオリジナルが読めるようになることに如くはありません。性急に無理はしないで、しかし目標は高くもってほしいと思います。 

(平野幸彦 先生)


中央図書館FL-SALCより 

多読のススメ: リトールド版 (英語リーディング本)を読もう!



 中央図書館2階の外国語学習支援スペースFL-SALCには、英語学習者向け“リトールド版”がそろっています。やさしい英語で書かれていて薄くて手頃。中身は大人でも読み応え十分です。古典的名作から最近の人気小説や映画、オリジナルの書き下ろしまで、レベルごとに語彙・文法が制限されています。内容もミステリー、ファンタジー、ホラー、人間ドラマ、冒険物、実話まで多岐にわたっており、好みのジャンルを選べます。簡単な内容紹介やおすすめ度の載っている「英語多読完全ブックガイド」も利用してください。また「ワンピース」など、日本の人気マンガの英語版もあります。

 読むコツは、興味のある内容と、ある程度辞書なしで読めるレベルを選ぶこと。そしてストーリーを楽しむこと。自分にあった本がきっと見つかります。「当たり」の本に出会ったらしめたもの。次はどうなるのだろうと、ぐいぐいと読み進めさせられます。細かいところは気にせずに、ストーリーを追いましょう。楽しく読んで、英語力もアップ。長文の多いTOEIC対策にも効果的です。