フィールドスタディーズ
(学外学修)
文系でもITに興味あり!
2017.11.24
科目概要
企業や自治体など、学外のフィールドに出て行き、グループで活動を行う授業です。グループごとに現場の方々のサポートを得ながら課題を発見し、学生主体の企画や提案の一連のプロセスによって、社会の課題を体感し、大学での学修意識の転換を図ります。授業は学外で行う4週程度のフィールドワークのほか、学内で行う事前・事後学修によって構成されています。
キーワード ※受講生があげたキーワード
思考力向上 時間管理 グループワーク
スケジュール
平成29年度
事前学修
6月上旬~6月中旬
授業ガイダンス、全体レクチャー(外部講師)、個人目標設定・グループ編成、フィールド事前調査、
グループ目標設定
学外学修
6月下旬~7月下旬
学外学修先:株式会社シアンス
学修テーマ:学生採用向けウェブサイトのリニューアル企画・提案
学 修 内 容:会社説明を受ける、現状の分析、社長にヒアリング、ウェブサイトの構成を考える
(ウェブサイトの企画提案が最終目標)、プレゼンテーション
事後学修
7月下旬~8月上旬
事後学修ガイダンス、グループでの学修成果のまとめ(プレゼン準備)、プレゼンテーション講評、
レポート提出・評価
受講生の声(創生学部 1年次)
フィールドスタディーズ
(学外学修)
- 学外学修先を選んだ理由は何ですか?
- デザインという言葉に惹かれて第一希望にしました。担当も知っている先生だったので気楽にできるかなと思って選びました。私は自宅生だったので行きやすい場所を選びました。
- どのような活動をしましたか?
- 私たちの目標は学生採用向けウェブサイトのリニューアル企画・提案でした。
最初に企業の方に会社について説明してもらい、そこから自分たちで学生採用向けのページや市場の現状を分析したり、社長にヒアリングしたりしました。
自分たちでページの構成を考え、最後にプレゼンしました。
- 受講してみて良かった点は何ですか?
- 最初の頃と比べて後半は自分の意見をきちんと言えるようになりました。
また、大学での最終プレゼンでは積極的に質問することができました。
さらに、会社の歴史など問題の背景を掘り下げることの大切さ、相手側の意図を汲み取って目的を定めることが必要だと知りました。
- 授業の中で大変だったことは何ですか?
- スケジュールが厳しかったことが大変でした。他のサークル活動などを犠牲にしなければいけませんでした。また、学部必修の授業と同時進行なのがつらかったです。
デザインというとキラキラしていて楽しそう!というイメージで選んだら、裏方作業も多く細かいことをたくさん覚えなければいけなかったので苦労しました。
- 担当教員はどのような人でしたか?
- 企業のバックアップが手厚かったので先生に頼ることは少なかったのですが、聞くと丁寧に対応してくれました。融通を利かせてくれたので、私たちにとってはすごくやりやすかったです。優しい先生です!
- 受け入れ先の方々はどのような人たちでしたか?
- 社長が学生を積極的に受け入れていて、学生の接し方になれていました。担当してくれた社員の方はとても笑顔が素敵な方で、プレゼン中でも笑顔を見ると緊張が和らぎました。他にも色々な裏話を聞かせてくれたり、相談に親切にのってくれたり、課題の内容以外の交流もあってとても助けられました。
- 今後に役立てたいことはありますか?
- 問題の背景を知ることの大切さを学べました。また、コンセプトをしっかり固めるなど土台作りの必要性も知ることができ、今後の学部必修の授業に生かせると思いました。
- どのような人におすすめですか?
- ・文系だけどITなどに興味がある人
・興味がない人でも挑戦しやすい
後輩へのメッセージ ※受講学生アンケートより
・妥協せずに取り組めば取り組むほど得られるものは多いと思います。
・辛いと感じることが多々あるとは思うけど、終わったときには考えられないほどの達成感があるので、めげずに頑張ってください!
担当教員からのメッセージ
創生学部ではじめての4週間の学外学修。しかも6単位の必修科目。過去の例がないなかで、学生たちはどのフィールドでも知恵と体力を振り絞って頑張ってくれました。
学外学修前は何も知らなかった学生たちが、学外学修後には教員よりもフィールドのことを理解している場合もあって、大変頼もしく感じました。
現場をみて疑問を感じ、自らで考え続ける態度・姿勢を意識するきっかけになったのではないかと思いますので、これからも頑張ってください!
参考リンク