受講生の声

コミュニティ・インターンシップ 

地域を感じる

2017.11.09

科目概要

 学内外関係者とのワークショップなどの活動により、新潟市周辺地域の特徴や構造を理解し、地域活動の活性化や地域の情報発信等について、学生の視点で地域課題に対する解決策を提案する。

スケジュール

平成28年度
事前学修
9月20日
授業概要説明、学外機関による地域の現状についての講義、グループワーク(地域課題や授業に対する目標設定)
学外学修
9月下旬~11上旬
・西区役所訪問(西区役所見学、概要説明、新潟市職員とのグループワーク)
・地域活動参加(坂井輪美化推進活動 花植え)、まちづくり協議会役員との懇談会
・株式会社ニューメディア新潟センター訪問(新潟県内ケーブルテレビ4社による講義、広報紙作成に関するグループワーク)
事後学修
11月下旬~12月中旬
・広報紙作成
・講義の振り返り、学修成果報告 学生プレゼンテーション、講義のまとめ

受講生の声(農学部 1年次)

コミュニティ・インターンシップ 
授業をとったきっかけは何ですか?
はじめは、科目のことは全然知らなかったけれど、友人に「おもしろそうな科目があるから受けてみない?」と誘われ、シラバスを見て内容も大変そうじゃないから自分でもできそう、単位も足りないから受けてみようと思いました。
受講してみて良かった点は何ですか?
自分が4年間大学生活を送る地域のことを知り、地域の方と関われたことです。地域の方と一緒に花植えをしたとき、はじめは緊張していたけれど、地域の方が気軽に声をかけてくれて、楽しく活動できたし、ひとの温かさを感じることができました。授業で行政の方の話を聞いたり、地域活動に参加してからは、地域の問題をより身近に感じ、今まであまり目に入っていなかった地域の活動の様子や変化を意識して見るようになりました。
また、授業ではグループワークやディスカッションが多かったので、発言をするのが苦手だった自分もはっきり意見を言えるようになりました。
授業の中で大変だったことは何ですか?
授業の課題として、地域の広報紙の記事を作成する時に、記事をどのように作ったらいいか、どこをゴールにしたらいいのか分からなかったところです。広報紙の原稿の締切が迫る中、記事内容をグループで話し合っても意見がなかなかまとまらないし、グループのメンバーも学部や学年が違って集まる時間がなくて…精神的に追い詰められるくらい本当に大変でした。
担当教員はどのような人でしたか?
授業中は、求められるレベルが高く、課題に対して深く追究をされたり、熱心な指導を受けました。普段は親しみがあって話しやすく、とても接しやすい、いい先生です!
今後に役立てたいことはありますか?
コミュニティ・インターンシップの授業は大変だったので、どんなにつらい授業でもやればできる!と思えるようになりました。授業で地域の方へのインタビューや広報紙の作成をして、作業のやり方もわかるようになって、他の授業の論文を書く時とかにどこを直したらいいか考えたり、工夫をしたりするようになりました。
また、ダブルホーム活動に参加し、積極的に地域活動をするようになりました。
どのような人におすすめですか?
・しゃべるのが苦手な人
・空いている時間になにか本気でやってみたい!という気持ちがある人
・ボランティア活動に興味がある人
・公務員を志望している人

担当教員からのメッセージ

道路を彩る花々など見逃しがちな景色は、地域の方々が整えています。授業では、このような地域の方々の活動をより認知してもらうための提案や、活動をより良くするための提案をしました。受講生たちは、苦しみながらも試行錯誤し、成長しました。また、授業外でも地域と積極的に関わっていきました。学生の頑張りと成長は、地域の方々を巻き込む大きな力を持っています。担当教員であった私も、その力に感化されました。一緒に授業をできてよかったと思える、そんな授業でした。

参考リンク