新潟大学 大学教育再生加速プログラム

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     2017/09/27工学部「キャリアデザイン・インターンシップI」で成果発表が実施されました
 2017年7月21日(金)及び7月26日(水)に、工学部融合領域分野の1年生を対象とした授業科目「キャリアデザイン・インターンシップI」において、研修成果発表が実施されました。

 本プログラムは1年生の早期から、勉学意欲の向上や社会人になるための意識づけを図るため、県内企業・福祉施設等の様々な業種の職場を実際に体験するプログラムです。具体的には、業種に関する知識の習得、実社会におけるコミュニケーションの重要性の認識、自己の適性の的確な把握等を図り、今後の進路選択や将来的な職業選択に対する動機づけを高めていきます。
 特に、工学が実社会で役立つ学問であることに気づき、社会の課題と大学で学ぶ科目のつながりを強く意識するとともに、実社会では特定分野の知識だけでなく様々な分野の知識や能力が必要であることを認識することをねらいとしています。

 第1週目〜第2週目には、キャリアデザイン・インターンシップの目的、実施方法、チーム編成などの説明を行うとともに、マナー教育など学外研修での留意点などの事前教育およびPCによるOfficeソフトの習得の事前学修を行いました。また、インターンシップ先に関する事前学修課題が提示され、調査の方法などを学んだ後、インターンシップ先の事前調査を行いました。
 第3週目〜第6週目は2〜3名程度のグループを構成し、各グループは企業(製造業、サービス業等)と福祉施設の2箇所で各2週間ずつ体験型のインターンシップを行い、第7週目からは事後学修として、チームごとに体験した内容をまとめていきました。

 今回の成果発表では、28社の企業研修及び15の福祉施設研修について、チームごとの成果発表が行われました。学生たちは研修の内容だけでなく、事前学修と実体験のギャップや、今後の大学生活でどのような学びを深めていきたいか、といった点について発表しました。学生からは「工学部の専門知識だけでなく、それを通じて身につける論理的思考が実社会で役立つことを知った」「目的・意義を明確にすることで、物事の本質が見えてくることが分かった」といった意見があり、実習先の体験を今後の学修に結び付けようと意識する姿が見受けられました。

【関連リンク】
新潟大学工学部 協創経営プログラムウェブサイト


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