2016年8月25日（木）～9月13日（火）までの期間のうち計6日間、学生2名が新潟市立内野中学校にて学外学修を行いました。

　内野中学校では、校内美化・整備活動、補習学習支援、部活動参加を行いました。

　校内美化・整備活動では、樹木の剪定や正面玄関と中庭の窓拭きを行いました。樹木の剪定では、学校用務員の方の指導のもと、道路にせり出した樹木を切り揃えました。どの活動も周囲の状況等に合わせて柔軟な対応が必要であり、学生たちは学校用務の大変さと有難みを体感しました。

　補習学習支援では、テスト期間に限定して行われる「うちの塾」に参加し、生徒の学習支援を行いました。「うちの塾」には地域の方がボランティアとして参加し、生徒に学習支援を行っています。学生たちは、はじめは生徒への学習支援の仕方に戸惑っていましたが、「うちの塾」に参加しているボランティアスタッフの方からアドバイスを受けたり、ボランティアスタッフの生徒と向き合う姿勢を見て、積極的に生徒に声をかけ、教え方を工夫しながら学習支援をしました。補習学習支援を通して、内野中学校の学習支援状況の理解や、地域の方の学校への教育活動に対する関心が高いことを実感しました。
　学生たちは、学外学修終了後も「うちの塾」にボランティアスタッフとして参加し、生徒たちの学習支援を行うことになりました。

　部活動参加では、野球部の活動に参加しました。学生は生徒と一緒にプレーをしたり、選手の時と違った視点で生徒にアドバイスをしたりしました。野球部の顧問の先生と意見交換をする機会もあり、これまでとは別な視点で部活動に関わることができました。

　学生たちは、生徒や教職員、学校用務員、学校ボランティアスタッフの方とのコミュニケーションを通じて、学校は教員だけでなく地域との強いつながりによって支えられていることを学びました。


＜学外学修内容＞
・校内美化・整備活動（樹木の剪定、正面玄関、中庭の窓拭き）
・補習学習支援（「うちの塾」で個別指導支援、反省会参加）
・部活動参加